平衡点
2010/01/01
_ あけました.
今年が皆さんにとって幸せでありますように.
あまり予定になかった帰省をしたわけですが, まあ, 部屋と大学の往復よりは多少健康的かもしれません, といった程度です.
それより, ようやく雪が見られたよ. なによりそれが嬉しかったりして(笑)
2010/01/20
_ kernel mode setting
最近 X を落すとコンソールに戻っても, 画面が全く表示されなくなっていて, 特に困っていない(画面は見えないけれど startx とか打つと X はまた起動する)ので, 放置していたわけですが.そうは言っても, 気にはなるわけで.
twitter で呟いてみたら id:tmatsuu さんに教えてもらった.
まさにコレでした. 使っている linux kernel のバージョンは 2.6.32 です.
- /etc/modprobe.d/ には i915-kms.conf が存在している. これは xserver-xorg-video-intel パッケージで提供されている. 中身は以下の通り.
options i915 modeset=1
/etc/initramfs-tools/modules に以下を追記.
intel_agp drm i915 modeset=1
そのあとで update-initramfs -k all -u
- grub の設定で vga とか modeline とかの所を消して update-grub
幸せになりました. pm-hibernate とかでもきちんと console に落ちますね. めでたしめでたし.
2010/01/24
_ rabbit が Debian に入りました!
いやっほう!
昨日のBSP in Tokyo/Japanで荒木さんがメンターとしてRabbitを upload してくださいました. やったね.
...
と思いきや, 現在の unstable 環境では rabbit は動作しません.block.callの中でsuperできないです.
(´・ω・`)
...と shockers で呟いてみたら早速対応して下さいました. 素早い!というわけで mentors.debian.net に最新版を upload しました.
恐らく来週あたりには official に upload される, と思いますが(荒木さん, 御願いします!!)急ぐ人は dget とかで入手してみて下さい.
_ ruby-1.9.1 の mkmf
ruby-netcdf の ruby1.9.1 対応が始まったので, Debian パッケージも対応しようかと画策しています.
まず ncdap-config について. 現在置いてある libnc-dap の Debian パッケージでは, ncdap-config を提供していません. 代わりに pkg-config で
$ pkg-config libnc-dap --libs
とかで対応するようにしました.
これでイケる, と思って extconf.rb を走らせたら narray.h を発見できませんでした.試しに irb1.9.1 で試すと...
$ irb1.9.1 irb(main):001:0> require 'mkmf' => true irb(main):002:0> have_header("narray.h") checking for narray.h... no => false
おや-? narray.h, narray_config.h は /usr/lib/ruby1.9.1/x86_64-linux 以下にちゃんとあるわけですけれど.mkmf.log を見てみると header の探索パスがちょっと違います./usr/include/ruby-1.9.1 を探索しています. うーん?
extconfig.rb 内の dir_config の $sitearchdir を $archdir に変えたらうまく行きました. はて, ruby1.8 ではこんな事しなくてもよかったわけですが, 何か変わったのでしょうかね.
2010/01/26
_ お昼の日課に DDTSS
id:mkouhei さんの日記 - 2010-01-25 を見て.
普段あんまり昼御飯食べないけれど, こういう習慣づけは非常に素晴らしいので見習いたい, と思った.
…とココで書いてみることで自分も参加してみようかと思います.
_ フォントの設定
Inconsolataというフォントがあります. 非常に綺麗で見易い等幅フォントです.Debian では ttf-Inconsolata としてパッケージになっています.
個人的に等幅フォント(=普段コンソールに使うフォント)に求める条件は
- 数字の零と大文字のオー, 数値の壱と小文字のエル, t, v, w, y の区別がつきやすいこと.
- バックスラッシュを円記号として表示しないこと.
なんかがあるわけです. Inconsolata はこの辺の欲求を綺麗に満たしてくれるので, 大変嬉しい限りです.
ですが, Inconsolata は基本英数フォントなので, 日本語部分は別のフォントで補うことになります. 折角少し細めの綺麗な等幅なので, 日本語も細ゴシック系の綺麗な等幅フォントで表示したいです.
そんな訳で, 愛用しているタイプラボの「アニトL-等幅教漢」で日本語を表示してみることにしました. ちなみにこのフォントはシェアウェアです.
そんな訳で ~/.fonts.conf の monospace の設定を以下の様に変更. 英数は Inconsolata で, 足りない所を Anito-L-Mono で補う形です.
<fontconfig> <!-- section:disable bitmap:start --> <match target="font"> <edit mode="assign" name="embeddedbitmap"> <bool>false</bool> </edit> </match> <!-- section:disable bitmap:end --> <alias> <family>monospace</family> <prefer> <family>Inconsolata</family> <family>Anito-L-Mono</family> </prefer> </alias>
fontconfig のマニュアルをきちんと読んでいないんですが, もしかしてコーディング範囲毎にフォントを指定したりできるのでしょうかねぇ.
いやあ, 綺麗です. 満足.
ついでに Terminal を mlterm から xfce4-terminal へのりかえ. uim の有効無効の切り替えがキーボードでできることを最近知ったので, 以前呟いていた「emacs -nw の時に uim-skk と ddskk がぶつかる!」って悩みも解決.