平衡点
2008/03/17
_ MathML の表示
ぐぐってみるものの, まとまって無い感じですね. 以下, メモとして. 環境は Debian GNU/Linux 4.0(etch) です.
font の導入
$ sudo -s $ aptitude install latex-xft-fonts
で, とりあえず TeX 関連のフォントを導入.
Mathematica 4.1 fonts から, 4.1 の TrueType フォントを落としてきて, ~/.fonts あたりに置く. その後で fc-cache -fv とかしてキャッシュを更新する.
設定user.js や about.config 直叩き, とかして
user_pref("font.mathfont-family", "Math1, Math2, Math4, CMSY10, CMEX10");
なんてのを書いておく.
環境変数 MOZ_DISABLE_PANGO=1 が必要? とか書いてあるサイトもあって, ちょっと良くわかんない.
結果
数式記号が偶に豆腐になるけれど, おおむね表示は良い感じな訳ですが. 上記導入と設定は正しいのであろうか. うーん.
_ 力学・場の理論
復刊ドットコムで知ったので購入しました. ランダウ・リフシッツの小教程の 1 巻 です.
ランダウ,L.D., 筑摩書房, ¥1,650
欲を言えば, あの東京図書の緑ラインの装丁が欲しかった所です.
この本, 簡単に言えば大教程の 1 巻「力学」と 2巻「場の古典論」の圧縮版なんですが, 単なる抜粋ではなく「適切に題材を取捨選択しての圧縮」なのがリフシッツ先生の妙技です. 「場の古典論」での一般相対論(と重力理論)は題材としてバッサリと捨てられているけれども, 真空中の電気力学は体系的にきちんと述べられています.
個人的に大好きなのは, 一貫して「最小作用の原理」から理論が組み立てられている所です. 時間・空間の対称性からラグランジアンの形が定まる所なんかゾクゾクします(我ながら書いててキモいなぁ...).
そんな訳で, ぬくぬくとこの本を読んで過した週末でした.
参考までに.