平衡点
2015/09/01
_ Mac OS X での LDAP 認証(1)
結論: はまっています.
- 認証はできる
- HomeDirectory が NFSHomeDirectory にマッピングされている.
- ユーザ毎に $HOME は NFSHomeDirectory になっている
- NFSHomeDirectory を autofs でマウントすることは可能(?)
- SSH なんかでのリモートログインは問題無さげ.
- Desktop でログインすると, マウスカーソルがぐるぐると回った状況になったまま, 反応が無くなる.
- /var/log/system.log にはエラー沢山
- いきなり再起動かかったりする子もいたり.
- autofs での NFS マウントを止めると, $HOME が無い状態になる.
- Desktop でのログインは可能.
はてさて. 以下, 簡単なメモ
Mac OS X を Client として, OpenLDAP サーバで認証をする
ログインオプションに「ネットワークサーバ」の欄があるので, 適宜設定すると良い. はまりポイントは以下
- ネットワーク環境は静的にしておき, サーバとクライアントが双方とも 正引き逆引きとも名前解決できるようにしておく.
- 時計は合わせよう
- 「共有」にあるホスト名を「ダイナミックグローバルホスト」に変更する.
上記をしておかないと, クライアントの FQDN が hostname.local になる模様
- 「名前解決できない」ってエラーが大量に出て悩んだ.
SASL auth を無効化しないといけないのだが, GUI の設定画面では選択できない しょうがないので, サーバが返す supportedSASLMechanisms を調べて無効化しておく. 例えば以下:
sudo /usr/libexec/PlistBuddy -c \ "add ':module operations:ldap:Denied SASL Methods:' string DIGSET-MD5" \ /Library/Preferences/OpenDirectory/Configurations/LDAPv3/ldap.your-domain.local.plist
これで認証は問題無くなる. id コマンドなんかでユーザ名等は正しく返ってくるし, 認証も可能.
今後
- 単なるファイル共有として NFS を使用することはできるので, 多分 mount point の問題なのかな.
- あと, Mac OS X の mount_nfs には "--nfc" ってオプションがあるわけだが, これはどこまで信用して良いのかしら.
- OpenLDAP 関連は apple.scheme なんて奴があるわけだが, これ何だろうか?