平衡点
2007/04/23
_ バーガー数の解釈
基礎理論読書会フォローアップ会で「バーガー数ってどう解釈するの?」 という話になった訳ですが. Pedlosky ではバーガー数が
と定義されていた訳です.
Introduction の段階で出てきたので簡単(?)な解釈ができないですかね, と.
目標は「成層の影響と回転の影響を表わす無次元数」っての. 以下の内容は私が勝手にあれこれしてた内容な訳です. ゼミとは無関係.
長さスケールの比で解釈すると.
Pedlosky では, ロスビーの変形半径
を定義して, バーガー数は
です. としていたのです. ロスビーの変形半径がどういうモノか, については地衡流調節の話をする事になりそう, なのでパス(( しても良いけど, 第1章の話では無い気がするよ. )).
速さスケールの比として解釈
層内で, 流体粒子が重力(浮力)の影響を受けて落下する速度は概ね
となる. その一方で系の回転による速度ってのが
となる.そんな訳でバーガー数を速度の比でもって解釈できないかな, とか.
エネルギーの比として解釈
位置エネルギーと水平方向の運動エネルギーの比, と考えると
層の位置エネルギー:
水平方向の運動エネルギー:
で比をとれば, 2倍ずれますが, 似た式が出てきますね.
結局
どうするの, とか言えば時間切れでした. また明日暇があったら. Δρってそもそもなんでしょう, とか. 浮力振動数の話へ持って行った方が良いのかしら.
2006/05/06 追記
時間の比で解釈するのが良かった. というか自由落下ってなんですかねぇ. これ重力波の速度じゃないですか.
…というか, ロスビーの変形半径の説明そのものだなぁ. うん.
_ 梅田と三宮
土曜は梅田をてけてけ歩きまわって, 日曜は三宮をてけてけ歩きまわってました.
阪急使うと, 梅田まで 30 分弱で行けるんですね. これは便利だわ.
ロディアのデカいノートを購入. ブロックロディアの A4 版.
あと, 岩波の理化学辞典
さっそく ndtp に設定したり.
terminal の emacs で引くと外字が化けますね. しょうが無いけど. うーん.
…専門用語の電子辞書も欲しいなぁ.