平衡点
2022/01/20
_ HiDPI環境だとLibreOfficeのアイコンが大き過ぎて辛い.
昨年あたりに呟いていたお話
事の発端
HiDPI まわりは難しいよね. ちょっと設定を弄ろうと思ったら, dialog が画面外に飛んでいってしまってじたばた.
その後 @nogatajun から
とあったので試してみたが…
Orz. うーむ.
結局どうしたの?
libreoffice の実行ファイル呼び出し時に HiDPI を切る( GDK_SCALE=1
)のが手っ取り早そう.
で, 次はこれをどこで指定するのが良いか, と.
安直には /usr/share/applications/libreoffice-calc.desktop
なんかを
~/.local/share/applications/
以下にコピーして編集する, なんだけれど,
本体の MIME Type
が更新されたり翻訳が追加されたりするのに追従するのが億劫(まあ, 今後そんなに変更は無いと思うけど).
調べてみると
/usr/bin/localc
などの実態は
#!/bin/sh
/usr/lib/libreoffice/program/soffice --calc "$@"
であり,
/usr/lib/libreoffice/program/soffice
の実態も shell script で
gdb
や valgrind
用の環境変数を設定した後で
/usr/lib/libreoffice/program/oosplash
を実行している.
…安直には soffice
の実行時に env GDK_SCALE=1
を強制しておけば良いかな….
というわけで
% sudo dpkg-divert --local \ --divert /usr/lib/libreoffice/program/soffice.real \ --rename /usr/lib/libreoffice/program/soffice
と移動しておいて /usr/lib/libreoffice/soffice
を
#!/bin/sh
export GDK_SCALE=1
exec /usr/lib/libreoffice/program/soffice.real "$@"
としてみたり.
あんまり筋が良くないとは思っているんだけれどね….