平衡点
2010/02/01
_ OSDと「論文引用して欲しいなぁ」の DUAL ライセンス
araki さんと twitter 経由で会話していたら araki さんが先にエントリ上げてました.
こちらも全く同じ状況. 上の iwaim さんのコメントにもありますが
dualライセンスにすること自体は可能ですが、被頒布者がオープンソースライセンス*のみ*を選択した場合は当然ながら《論文にcitationしやがれ》という制約はなくなりますね。
まあ, そうですね.
同じエントリは DFSG-FAQ にもあって
Q: I'm a working scientist, and would like to release code implementing my work. However I want to make sure that people using the software mention its use, and cite my papers, in papers they write. Should I include this in the license?
A: You have a valid concern. Computer scientists often receive inadequate credit for their scientific contributions. But putting such a clause in the license would render your software non-free. Instead we suggest a note, not part of the license itself, reminding users of the rules of scientific propriety. Eg:
SCIENTISTS: please be aware that the fact that this program is released as Free Software does not excuse you from scientific propriety, which obligates you to give appropriate credit! If you write a scientific paper describing research that made substantive use of this program, it is your obligation as a scientist to (a) mention the fashion in which this software was used, including the version number, with a citation to the literature, in the Methods section, to allow replication;(b) mention this software in the Acknowledgements section. The appropriate citation is: Robert B. Laub (2003)BLOBBER: A program that blobs, Blobbing Bulletins 1234:567-89. Moreover, as a personal note, I would appreciate it if you would email bobblaub@ubl.edu with citations of papers referencing this work so I can mention them to my funding agent and tenure committee.
とのことです. ライセンス本文には同梱しないけれども, 論文書く人の良心に期待するやり方です.フリーソフトウェアとして公開するならば, 恐らくこの辺が落し所ではないでしょうかね.
まあ, 一番の問題は araki さんも書いてますが
- プログラミング論でも研究していない限りは,プログラムは何ら研究としては評価されない.
という現状でしょうかね.研究基盤の筈なのに基盤整備は多くの場合評価されません. 基盤整備という概念が無いため, 同じ様な大量のコードが世の中には溢れかえっており, 基盤整備の必要性に気がついてそれに邁進したために力尽きた人々の屍が死屍累々として「ごらんのありさまだよ」というのが現状の様な気がします.
そういえば, どっかの物性関係の計算物理の偉い人(御年を召された人)が某計算機関係のシンポジウムで「プログラムなんて書こうと思えば書けるじゃないですか」という発言をされていて,非常にゲンナリした記憶が蘇えりました.
…という, 後半は愚痴.
2010/02/02
_ ちょっと目から鱗
こういう答え方もあったか, とか思いました. その通りですね.
数年前まで 10 年程塾講師をしてましたが「こんなモンなんの役に立つんだよ」という質問をする子がやっぱりというかそれなりにいて, そん時はどう答えたかと言えば「逃げ出す言い訳を探すのは止めないか」みたいな, 答え方をしていた気がします.
まあ, そういう子に対して上記の答え方をすると, どうなったのかなぁ, とかちょっと思いました.
2010/02/03
_ お買い物
VGA と DVI 入力のモニタを購入したので, Desktop の出力を DVI に統一しようかな,とか思って...
PCI-EXPRESS x16 の奴を一つとPCI-EXPRESS x1( slot が x4 しかない Desktop の為に)
エルザ
エルザ
...うひひひ.
2010/02/15
_ ELSA 製のビデオカードとか
先日注文した
エルザ
エルザ
ですが, 下の方はあっという間に届きました. 以前購入したクレバリーのデスクトップ(->2009年1月31日のオハナシ)に差したらあっという間に幸せに. ついでに 27型ワイドの液晶モニタも.
いやあ, 快適です. synergy と xrandr でジタバタしましたが, その顛末はそのうち.
上の方は 10 日後に注文キャンセルでした. 最近は ELSA 製品, 品薄みたいですね.昨日, 日本橋うろうろしたらまだ品があったので購入. 入れ物となる計算機は 17 日に届くらしい.
2010/02/21
_ 札幌滞在記録
つらつらと.
02/19(金) 某所
S 山さんに誘われて某会合に初出席. むちゃくちゃおもしろい.
これはもっと早い段階から参加すべきだった, とか.((とはいえ, 学部とか修士の頃にこれを楽しめる感性と力量があったのかは良くわからないけれど)).
reo_kashiwazaki さんにも初生遭遇(twitter では良く会話していたりする訳ですが).
- 想像(妄想?)以上にイケメンさんでした(ガッデム).
- 御本人はプレゼンに駄目出しされていて気にしてらっしゃいましたが, アレでまだまだだとすれば, キレキレの時には私は悶絶して動けなくなるに違いない.
- バッグベアードが出てくるのは普通なんでしょうか.
- プレゼンの閑話休題にタグを使うのは, 良いなぁ, とか.
- M センセイが「ゲイニン」「ゲイの人」とかおっしゃっていたので頭の中は「?」で埋めつくされていたのですが, 「藝の人」になっていたんですね(藝という字のつく大学へ異動されていた).
あと, 私 reo_kashiwazaki さんにどっかで御会いしている気がするんですが, もしかして Z 関係者だったりしません?
懇親会二次会では S山さん, O 石さんとipv6 によって訪れる明るい(?)未来とか, クラウドと root の気持ちとデモクラシーとかを肴に呑む. こういう思索がさらっと出てくるのは流石だなぁ, とか思いつつ, クラウドについてのモニョっとする感覚はこういう所からくるのであろうか, とか(これはもう少し考えないといけない).
02/20(土)
Z 関係者の先輩後輩と呑み. お忙しいところお集まり頂きありがとうございました. 次は前日までに店と集合時間を決めておきます. ごめんなさい > T 原さん.
後輩の近況とか進路とか, 先輩の近況とかを肴に, まあ呑む呑む. 後輩によって自分の過去の悪行(シャンパンの瓶を抱えたまま横断歩道でひっくり返った, とか平岸で 3 時まで呑んだくれて, 歩いて北まで返った, とか)が明らかになったわけですが, 本人は覚えておりません. いやぁ, なんて奴だ.
教えた生徒が大学生になって(Z の講師にもなって)気がついたらもう就職なんだよなぁ,とか. 感慨にふけつつ.
02/21(日)
Z 関係の後輩とランチしつつ近況について会話.
- 後輩)「3 月末頃の青森って, 何を観光したら楽しいですかね?」
- 私) 「なんだろうねぇ. なんだい, 3 月末に青森行く予定でもあるのかい?」
- 後) 「いや, ちょっとご挨拶に」
- 私) 「なんの?」
...どうやら今年結婚する, かもしれないとのこと. それはおめでたいことです.
夜は高校同期とジンギスカン. とりとめもない話をしつつ近況交換.
明日から支笏湖です. 森羅万象学校へ行ってきます.
...うーん. Top のページ変わってませんが, これは...