平衡点
2009/09/03
_ GPG 鍵を 4096 bit に更新
新たに 4096bit/RSA 鍵を作成して, これまで使っていた 1024bit/DSA の鍵(1024D/AEE995F4)で署名しました.新しく作成した GPG 鍵とその fingerprint は以下.
pub 4096R/891D7E07 2009-09-03 Key fingerprint = 66A4 EA70 4FE2 4055 8D6A C2E6 9394 F354 891D 7E07 uid Youhei SASAKI <uwabami_(at)_gfd-dennou.org> sub 4096R/9DBFD29F 2009-09-03
手順はCreating a new GPG keyにある通り,
- gpg.conf を更新する
- 4096bit/RSA で鍵を作成する
- 古い鍵で署名して, 鍵サーバに送る
です.
~/.gnupg/gpg.conf の更新
以下を追記する.
personal-digest-preferences SHA256 cert-digest-algo SHA256 default-preference-list SHA512 SHA384 SHA256 SHA224 AES256 AES192 AES CAST5 ZLIB BZIP2 ZIP Uncompressed
鍵の作成
$ gpg --gen-key ~ gpg (GnuPG) 1.4.9; Copyright (C) 2008 Free Software Foundation, Inc. This is free software: you are free to change and redistribute it. There is NO WARRANTY, to the extent permitted by law. ご希望の鍵の種類を選択してください: (1) DSAとElgamal (既定) (2) DSA (署名のみ) (5) RSA (署名のみ) 選択は?
RSA (署名のみ), を選択する --> 5 を入力
RSA keys may be between 1024 and 4096 bits long. What keysize do you want? (2048)
4096 bit にする --> 4096 を入力
鍵の有効期限を指定してください。 0 = 鍵は無期限 <n> = 鍵は n 日間で満了 <n>w = 鍵は n 週間で満了 <n>m = 鍵は n か月間で満了 <n>y = 鍵は n 年間で満了 鍵の有効期間は? (0)
有効期限は無制限. --> 0 を入力
Key does not expire at all これで正しいですか? (y/N)
確認する. --> y を入力
あなたの鍵を同定するためにユーザーIDが必要です。 このソフトは本名、コメント、電子メール・アドレスから 次の書式でユーザーIDを構成します: "Heinrich Heine (Der Dichter) <heinrichh@duesseldorf.de>" 本名: 電子メール・アドレス: コメント:
適宜入力する. コメントは入れなかった.
次のユーザーIDを選択しました: “Youhei SASAKI <uwabami_(at)_gfd-dennou.org>”
なんか入れた方が良いのかな?
名前(N)、コメント(C)、電子メール(E)の変更、またはOK(O)か終了(Q)? <-- o 秘密鍵を保護するためにパスフレーズがいります。
パスフレーズを適宜入力する.
今から長い乱数を生成します。キーボードを打つとか、マウスを動かす とか、ディスクにアクセスするとかの他のことをすると、乱数生成子で 乱雑さの大きないい乱数を生成しやすくなるので、お勧めいたします。 ........................................+++++ ....+++++ gpg: 鍵891D7E07を絶対的に信用するよう記録しました 公開鍵と秘密鍵を作成し、署名しました。 gpg: 信用データベースの検査 gpg: 最小の「ある程度の信用」3、最小の「全面的信用」1、PGP信用モデル gpg: 深さ: 0 有効性: 2 署名: 4 信用: 0-, 0q, 0n, 0m, 0f, 2u gpg: 深さ: 1 有効性: 4 署名: 2 信用: 4-, 0q, 0n, 0m, 0f, 0u pub 4096R/891D7E07 2009-09-03 指紋 = 66A4 EA70 4FE2 4055 8D6A C2E6 9394 F354 891D 7E07 uid Youhei SASAKI <uwabami_(at)_gfd-dennou.org> Note that this key cannot be used for encryption. You may want to use the command "--edit-key" to generate a subkey for this purpose.
これにて鍵の生成が終了.
暗号化用の subkey の追加
$ gpg --edit-key 891D7E07 ~ gpg (GnuPG) 1.4.9; Copyright (C) 2008 Free Software Foundation, Inc. This is free software: you are free to change and redistribute it. There is NO WARRANTY, to the extent permitted by law. 秘密鍵が使用できます。 pub 4096R/891D7E07 作成: 2009-09-03 満了: 無期限 利用法: SC 信用: 絶対的 有効性: 絶対的 [ultimate] (1). Youhei SASAKI <uwabami_(at)_gfd-dennou.org> コマンド>
addkey と入力. パスフレーズを入力してロックの解除をする.
次のユーザーの秘密鍵のロックを解除するには パスフレーズがいります:“Youhei SASAKI <uwabami_(at)_gfd-dennou.org>” パスフレーズ: 4096ビットRSA鍵, ID 891D7E07作成日付は2009-09-03 ご希望の鍵の種類を選択してください: (2) DSA (署名のみ) (4) Elgamal (暗号化のみ) (5) RSA (署名のみ) (6) RSA (暗号化のみ) 選択は
RSA (暗号化のみ) を選択する --> 6 を入力
RSA keys may be between 1024 and 4096 bits long. What keysize do you want? (2048) 4096 要求された鍵長は4096ビット 鍵の有効期限を指定してください。 0 = 鍵は無期限 <n> = 鍵は n 日間で満了 <n>w = 鍵は n 週間で満了 <n>m = 鍵は n か月間で満了 <n>y = 鍵は n 年間で満了 鍵の有効期間は?
無期限. --> 0 を入力
これで正しいですか? (y/N) <-- y 本当に作成しますか? (y/N) <-- y 今から長い乱数を生成します。キーボードを打つとか、マウスを動かす とか、ディスクにアクセスするとかの他のことをすると、乱数生成子で 乱雑さの大きないい乱数を生成しやすくなるので、お勧めいたします。 pub 4096R/891D7E07 作成: 2009-09-03 満了: 無期限 利用法: SC 信用: 絶対的 有効性: 絶対的 sub 4096R/9DBFD29F 作成: 2009-09-03 満了: 無期限 利用法: E [ultimate] (1). Youhei SASAKI <uwabami_(at)_gfd-dennou.org> コマンド> save
これにて終了.
古い鍵で新しい鍵に署名
$ gpg --default-key AEE995F4 --sign-key 891D7E07 pub 4096R/891D7E07 作成: 2009-09-03 満了: 無期限 利用法: SC 信用: 絶対的 有効性: 絶対的 主鍵の指紋: 66A4 EA70 4FE2 4055 8D6A C2E6 9394 F354 891D 7E07 Youhei SASAKI <uwabami_(at)_gfd-dennou.org> 本当にこの鍵にあなたの鍵“Youhei SASAKI <uwabami_(at)_gfd-dennou.org>”で署名してよいですか (AEE995F4) 本当に署名しますか? (y/N) <-- y 次のユーザーの秘密鍵のロックを解除するには パスフレーズがいります:“Youhei SASAKI <uwabami_(at)_gfd-dennou.org>” 1024ビットDSA鍵, ID AEE995F4作成日付は2005-12-08 パスフレーズ: <-- 適宜入力
あっというまに終了.
鍵サーバへ送信
subkeys.pgp.net に送ろうとしたら time out しちゃった. なんでかな.pgp.mit.edu に送る
$ gpg --keyserver pgp.mit.edu --send-key 891D7E07 gpg: 鍵891D7E07をhkpサーバーpgp.mit.eduへ送信
以上です. 欲しい人は 891D7E07 を鍵サーバあたりから取得して下さい.