平衡点


2010/11/09

_ Mew と GPG の pinentry

久々に Mew を触ってみたり.

Mew には

(setq mew-use-master-passwd t)

という設定があって, 接続関連のパスワードを ~/Mail/.mew-passwd.gpg に暗号化して保存してくれる. 初回起動時にマスターパスワードを入力すると, Mew の起動中は入力を省略できる.

一方 GPG には gpg-agent があって, 一旦パスフレーズを入力するとその後 gpg を使った暗号化/複合化/署名が省略できる(省略できるって言い方は良くない気もするが, なんて言おう?).

本題.

gpg-agent にパスフレーズを入力するのに使用するプログラムとして pinentry がある. Mew の場合は emacs から gpg を呼び出すために mew-pinentry というプログラムが提供されている. 現時点ではこれを使わないと Mew のマスターパスワードの暗号化/複合化に失敗する. その他の pinentry プログラム(pinentry-gtk, pinentry-cli など)だと駄目.

GPG_AGENT_INFO を unset すると幸せになれるのだが, なんかイマイチだね.

どうするかな.

_ モトヤフォント x2 が Debian に

先日モトヤフォントがアンドロイドに Apache License 2.0 でコミットされて話題になってましたが, やまねさんが早速 Debian へ. どちらも綺麗な丸ゴシックです. 残念ながら 0(ゼロ) と O(オー) の区別がつきにくい, という欠点もありますが((そういうデザインなんだろうけれど, wishlist行きかなぁ...)) : そこはそれ. 適当なフォントと合成表示させてしまえば問題ありませんね. 例えば英数表記に Inconsolata, 日本語にモトヤシーダを使用する場合には ~/.fonts.conf あたりに

<?xml version="1.0"?>
<!DOCTYPE fontconfig SYSTEM "fonts.dtd">
<fontconfig>
<alias>
  <family>monospace</family>
  <prefer>
    <family>Inconsolata</family>
    <family>MotoyaLCedar</family>
  </prefer>
</alias>
</fontconfig>

とでも書いておくと良いですね.


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