平衡点
2014/10/24
_ ibus-skk を使い始めた.
先日,
というメールが来ていたので ibus-skk を試し始めた.
以前は「モードを切り替えても gnome3 の表示が変わらない」という, 個人的には割と面倒な機能不足があったのだけれど, ibus-skk(>= 1.4.2) からはきちんと表示が変わるようになっていて, とっても満足している.
現状 bugreport もそんなに出てないし, 特に問題無い気がしているのだけれど, これがこのまま jessie に入るのであればとっても幸せだと思ったりする.
以下, ibus について他に気がついたこと.
ibus-skk の gnome3 topbar での表示
Gnome-Shell のデフォルトのテーマでは
# source: css /* default text style */ stage { font-family: cantarell, sans-serif; font-size: 11pt; color: white; }
となっている. そのため SKK の表示「あ」「_A」で表示幅が異なるため, 変換エンジンを切り替える度にtopbar に表示させている icon がピョコピョコ動いてしまい, 煩わしい.
とりあえず ~/.themes/Adwaita-Custom/gnome-shell/gnome-shell.css" に
# source: css @import url("/usr/share/gnome-shell/theme/gnome-shell.css"); stage { font-family: "VL Gothic" !important ; }
なんて書いておいて, gnome-tweak-tool で Gnome-Shell のテーマを Adwaita-Custom (上記 ~/.themes 以下に作ったディレクトリ名に揃える) としておいた. 実際には日英の幅がしっかりした等幅フォントならなんでも良いと思う.
ibus engine <hogehoge> と gnome3 topbar の不一致
ibus-skk 固有の話じゃないけれど.
ibus は 1.5 以降で
ibus list-engine # 使用可能なキー配列(変換エンジン)のリスト ibus engine xkb:jp:jpn # 日本語キーボードへ変更 ibus engine skk # ibus-skk へ変更
なんて, CUI でキー配列(変換エンジン)を切り替えられるようになっているらしい. しかしながら, 上記コマンドラインでのキー配列(変換エンジン)の切り替えは Gnome3 の topbar に表示されるキーボードレイアウトの切り替えとは別個のモンらしく, コマンドラインでキー配列を切り替えても, topbar での表示が変わらない.
何が困るか, というと
- Vimperatorのコマンドラインで自動的にIMEをオフにする - 貳佰伍拾陸夜日記
- iBus1.5でも快適にIMEをON・OFFする 〜VimやVimperatorを念頭に〜 | PCと遊ぶ日々の記録
みたいな事をしたくても(できるけれど), Gnome3 の topbar との表示が解離してしまって, 麗しくない.
うーん.
とりあえず
# source: sh #!/bin/sh STAMP=/tmp/$USERNAME-ibus-toggle [ -x /usr/bin/xte ] || exit 0 if [ -e $STAMP ] ; then xte "keydown Super_L" "keydown space" "keyup space" "keyup Super_L" rm -f $STAMP else xte "keydown Super_L" "keydown space" "keyup space" "keyup Super_L" touch $STAMP fi
なんて sh script 作って上記スクリプトの実行を Henkan に割り当てておく(uim の時と同じ) 「Super +Space」での ibus の切り替えは使わないようにしてみた.
ad hoc で嫌になる. なんか良い方法無いの?